このコーナーでは会からのお知らせ、会員の皆様からのお便り、中攻についての話題を紹介します。情報をお寄せください(坂)

(1/4)静岡県磐田市「緑十字機」増設タンク展示

昭和20年8月19日、伊江島に着陸する軍使搭乗機

終戦処理を迅速に行うため軍使を乗せて決死的飛行を行った事で知られる「緑十字機」の一部が海底より発見されました。


発見された部品は「緑十字機」1番機である一式陸上輸送機独特の装備である「増設タンク」で磐田市に不時着する原因となった燃料切れの証人とも言えるでしょう。

磐田市では「平和への軌跡」として戦後日本の一歩を記した「緑十字機」の展示を行います。

リンク:磐田市リリース

公開場所:磐田市役所 本庁1F展示ブース
公開期間:2012年1月4日〜2月28日
公開時間:土日祝祭日除く8:30〜17:15

期間限定の公開となっておりますので、この機会に是非
ご覧ください。(坂)

 

 
中攻の会HPでは増設タンクの調査、資料作成で協力しています。


 

2012年

 

(12/24)タミヤ一式陸上攻撃機11型山本長官搭乗機発売

株式会社タミヤより「一式陸上攻撃機11型山本長官搭乗機」が発売されました。

この模型は昭和18年の機体で特徴的な尾部銃座のパーツを変更すると共に、塗装済キャノピーや山本長官、地上整備員の人形12体が付属しています。
「塗装済キャノピー」はなんとも嬉しいパーツですよね。
久しぶりに(?)模型製作にチャレンジされてはいかがでしょうか?。

中攻の会HPでは、資料提供など協力を行いました。(坂)

リンク:タミヤ模型製品情報

(12/10)2011年中攻会慰霊祭

本年も有志28名により中攻会慰霊祭が執り行われました。

この1年で会長の壹岐氏をはじめ5名の方が他界され寂しい限りですが、一方で最長老の土屋さんは100歳を迎えられ、元気な姿を我々に披露してくださいました。

参加の皆様には集合写真とともに当日の模様を纏めたDVDビデオを送付致します。

また、次回お会いできる日を楽しみにしております。(坂)

(11/21)航空ファン「一式陸攻戦記」連載開始

「航空ファン」2011年11月発売の1月号より、「一式陸攻戦記」が連載開始となりました。

著者の佐藤暢彦氏は中攻研究家として様々な雑誌で中攻隊の歴史を執筆されておりましたが、体系的な中攻史の連載は初めてとの事です。

佐藤氏は中攻関係者のへのインタビューや戦友会活動の支援を通じて収集されたエピソードを豊富にお持ちですので今後どのような視点で描かれるのか期待が高まります。

初回も一般には初公開となる写真やエピソードも多く紹介されており「中攻ファン」だけでなく一般の航空ファンにも興味を持っていただける内容ではないでしょうか?。

佐藤様がんばってください!。
毎号楽しみにしております。(坂)

リンク:航空ファン
    バックナンバーも購入できます。

(10/8)壹岐会長逝去

マレー沖海戦にて鹿屋空第三小対隊長としてレパルスを雷撃した事で知られ、中攻会設立と運営にご尽力された壹岐会長が病気療養中のところ逝去されました。
享年99歳でした。

壹岐会長は当ウェブサイト立ち上げの企画者でもあり「日本一平均年齢の高いウェブサイト企画チーム」...として笑っておられた顔を今も思い出されます。

毎年、12月10日の慰霊祭では全員の名前を読み上げる伝統は今も続いており中攻会解散後も有志での慰霊祭が行われる限り続けられる事と思います。

ご冥福をお祈り申し上げます。(坂)

 

(9/4)ETV特集「おじいちゃんと鉄砲玉」放映

以前放映された「おじいちゃんと鉄砲玉」が40分拡大版で放映されました。

ご協力頂いた会員の皆様、ありがとうございました。
番組の内容につきまして賛否ございましたが、中攻隊のみならず「戦場」の一面を捉えた貴重な記録であり個人の視点で描かれるドキュメンタリーとしても良質な作品だったと思います。

拡大版では中攻の会HP有志が協力しております。

再放送の機会がありましたら是非ご覧ください。(坂)

リンク:番組紹介

(7/31)河口湖飛行館「一式陸攻復元機」見学会

長年にわたり旧軍航空機の復元、展示を行っている「河口湖飛行館」
(館長:原田信雄氏)のご好意で、現在復元が行われている「一式陸攻22型」の見学会をおこないました。

飛行館では80年代にヤップ島より回収した22型の機体後部を復元し展示されておりましたが、現在、失われた機首部分の新規製作が行われております。
完成すると世界で唯一の復元機展示となります。

「河口湖飛行館」は毎年8月の1ヶ月のみ開館となりますのでお見逃しの無く。(坂)

リンク:河口湖飛行館

(5/15)中攻の会HPプラモ部「静岡モデラーズクラブ合同展次会」参加

中攻会会委員の中でも愛好者の多い趣味が模型です。かつての愛機を再現され、飾られている方もおられますね。
かねてより、中攻会で展示作品をつのり展示会に参加したいと思っておりおましたが、今回 小林会員の提案で初参加となりました。

テーマは勿論「中攻隊」。目玉は最新の考証に基づく「壹岐会長搭乗機」です。
従来何故か正確な塗装が知られておりませんでしたが鹿屋空第三中隊のマーキングと、機番「K-331」が再現された小林会員の力作です。
私の方は開催地静岡といえば(降伏軍師が磐田に不時着した...)「緑十字機」と言う事で、市販の模型を輸送機型に修正し展示しました。

機会がありましたら来年も参加したいと思いますので会員でご興味のある方は坂井田までご連絡ください。(坂)


展示風景


小林会員の力作「壹岐春記搭乗機」

坂井田作「緑十字機」
2011年
(8/1)「戦場に輝くベガ」福島にて上映
山梨県立科学館で制作された「戦場に輝くベガ」が福島県こむこむで上映されます。

中攻の会からは前回に引き続き気泡六分儀、航法計算板、航法教科書等資料を提供予定です。

会場:
「福島市子どもの夢を育む施設こむこむ」

プラネタリウム投影
期間
7月19日〜10月31日まで

〒960-8044 福島県福島市早稲町1番1号
TEL:(024)524-3131/FAX:(024)524-3130

 

(3/4)「戦場に輝くベガ」東京にて上映
山梨県立科学館で制作された「戦場に輝くベガ」が徳島県あすたむらんどに続き今年は東京で上映されます。

中攻の会からは前回に引き続き気泡六分儀、航法計算板、航法教科書等資料を提供予定です。

会場:「タイムドーム明石」
   プラネタリウムホール

最寄駅
地下鉄有楽町線 新富町駅(4番6番出口)徒歩10分
地下鉄日比谷線 築地駅(3番4番出口)徒歩7分

プラネタリウム投影
期間
3月15日土曜日から6月15日日曜日
・火曜日から金曜日 午後4時30分
・土曜日・日曜日、祝日 午後2時30分
・3月23日 日曜日は"つながる"トークの集いを
午後2時から開催するため、午後1時から投影します。

投影をしない日
・4月22日(火曜日)・23日(水曜日)
・5月5日(祝日)・20日(火曜日)・21日(水曜日)

展示
日時
 3月15日土曜日から4月6日日曜日
 平日 午前10時から午後7時
 土曜日・日曜日・祝日 午前10時から午後5時
(入場は閉館30分前まで)

内容
 本作品の解説展示、番組の時代に関連した
 郷土天文館収蔵資料等の展示を行います。
 また、会場には三月十五日に一般公開される
 平和都市宣言二十周年平和祈念バーチャルミュージアムが
 大画面50インチプラズマ・ディスプレイで操作体験できる 
 コーナーもあります。

2008年

(8/9)マレー沖海戦で被弾した一式陸攻

航空ファン9月号表紙
航空ファン9月号にマレー沖海戦で被弾した一式陸攻の写真が紹介されています。

この写真は作戦終了直後に撮られたものと思われ大変貴重なものです。

皆様、是非お買い求めください。(坂)

2007年

(11/25)「緑十字」機体の一部が公開されました

展示されている昇降舵

実機該当部分
今年6月、磐田市鮫島海岸で終戦時に降伏軍使を乗せて不時着した「緑十字」機の昇降舵と見られる部品が発見されました。

「緑十字」機につきましては「中攻史話集」(中攻会)「ヨーイ、テーッ!海軍中攻隊かく戦えり」(文芸春秋)にて当事者の方々による貴重な体験談が紹介されておりますのでご存知の方も多いと思われますが、磐田市では この歴史的機体の一部を市内「旧見付学校附磐田文庫」にて展示公開しています。

なお、磐田市教育委員会では「緑十字」機に関する情報を求めています。ご協力頂ける方がいらっしゃいましたら坂井田までご連絡ください(坂)。

旧見付学校附磐田文庫
所在地
〒438-0086
静岡県磐田市見付2452
アクセス
JR磐田駅前バスターミナル2番のりば
遠鉄バス「新磐田市立病院・大藤・神増原行き」、遠鉄バス「新磐田市立病院・山梨行き」、秋葉バス「遠州森駅行き」乗車、『旧見付学校』下車徒歩1分

利用時間:9:00-19:30(月曜休館)

旧見付学校附磐田文庫:ウェブサイト

(10/30)ドラマ「硫黄島〜戦場の郵便配達〜(仮タイトル)」放映

高角砲の攻撃を受けるシーン
プロペラは後で合成されます
12月9日 21:00〜フジテレビにて土曜プレミアム『硫黄島 〜戦場の郵便配達〜』(仮タイトル)が放映されます。

戦後作られた映画に登場する中攻隊と言えば一部のエピソードに登場する程度で、雷爆撃、偵察、輸送など中攻隊ならではの活躍が描かれる事は殆どありませんでした。そして映像と言えば、小型の模型か...せいぜい天蓋の一部が再現されたにすぎませんでした。

しかし!この度フジテレビにて硫黄島への爆撃や物資輸送を行った実話がドラマ化される事となり、なんと実物大の一式陸攻が製作さました。

物語は当ホームページ「中攻と共に」でも紹介しております根本氏の「遠き島影/硫黄島夜間爆撃行」が元となりドラマも根本氏が主人公となっています。

中攻の会では、機体の外観や中攻隊独特な仕草や気風の再現について微力ながらお手伝いさせていただきました。

脚本の準備段階では、先に紹介した751空会会長で偵察の横山さん、副会長で電信の江口さん、操縦員の結城さんに、撮影時は「われレパルスに投弾命中せり」の著者で操縦員の岩崎さん、偵察の田口さん、電信の内田さんに役者さんへの指導でご協力頂きました。

撮影当日はリハーサル前にセットの一式陸攻に入り、操縦、偵察、電信の役者さんに役割などを説明。爆撃シーンの説明では偵察、操縦両者の息がいかにあっているか、「ヨーソロ」一つで伝える舵の分量などを例に説明がされました。

制作の都合上、伝声管など実際とは異なる小道具やセットを使う必要もありましたがそれらしく見せるにはどうするか皆で知恵を出し合う一幕もあり愉快な一日でした。

なにより、一式陸攻機体の実物大セットが作られるのは初めての事であり、巨大さを実感できただけでも貴重な1日でした。12/9の放映が楽しみです。(坂)

フジテレビの公式ホームページがオープンしました。11/17追記(坂)

携帯電話版ホームページがオープンしました(各コーナーへの移動が容易です)。11/25追記(坂)


<ドラマあらすじ>

戦後61年目の今年、日本のある小さな島に世界中の注目が集まっている。
その島とは、東京・小笠原に位置する、硫黄島(いおうじま)。面積わずか22平方キロメートルのこの小さな硫黄島は、第二次戦争中、もっとも過酷な戦地だったと言われている。

灼熱地獄に苦しみ、兵器も食料も、そして一杯の水さえも口にできない悪条件の中、一日でも長く生き延びて「敗戦」を遅らせるために戦った兵士たち・・・。そんな彼らの心を支えたのは“手紙”だった。

文字通り家族を守るために戦った男たちが、当の家族へ宛てて書いた手紙。そこには勇ましい言葉や恩着せがましい文字、悲壮な語句は一切無く、家族の暮らしを思いやる当時の日本の軍人とは思えぬ優しく細やかな気配りで溢れており、見る者の心を揺り動かす。

そんな兵士たちの手紙を硫黄島に届けた男がいる。

木更津航空隊・少尉の 根本 正良 (伊藤淳史)。
当時、若干23歳のパイロットだった根本は、硫黄島への緊急物資輸送を命ぜられ、一式陸攻の機長として、硫黄島に手紙を届ける。
根本が初めての硫黄島で見たものは、痩せさらばえた兵士たちの悲惨な姿、そして、家族からの手紙をむさぼり読む喜びに満ちた表情だった。帰り際、家族への手紙を渡された根本は、以後、命を賭して硫黄島と本土を往復し、血染めの手紙を届けようとする。しかし、硫黄島はすでに本土からの支援もままならない“見捨てられた島”と化していた・・・

<キャスト>

伊藤淳史、藤竜也、手塚理美、勝村政信、温水洋一 

<スタッフ>

脚本・・・末谷真澄、山村一間
音楽・・・福嶋祐子
エンディング・・・河口恭吾
企画・・・成田一樹(フジテレビ報道番組部)、立松嗣章(フジテレビ編成部)
プロデュース・・・成田一樹(フジテレビ報道番組部)、中津留誠(FCC)、
西田治彦(ジン・ネット)
演出・・・田島大輔(FCC)、大川卓弥(ジン・ネット) 
制作・・・フジテレビ報道番組部、FCC、ジン・ネット


操縦、偵察、電信に別れ役割を説明中

爆撃は操縦、偵察の"阿吽の呼吸"
ヨ〜ソロの言い方ひとつで微妙な動きを伝えます」
(10/28)知られざる航空機雷「八咫烏、沖縄の海へ」

航空ファン12月号表紙
航空ファン12月号に当中攻の会通信にも投稿されている佐藤氏が書かれた記事「八咫烏(やたがらす)、沖縄の海へ」が掲載されています。

中攻」と言えば雷爆撃について語られる事が多いのですが、知られざる作戦として航空機雷の敷設がありました。
かねてより著者の佐藤氏から「機雷を敷設した一式陸攻がいたんですよ〜」...と聞かされていたのですが...ついに発表される時が来たのですね!。
オメデトウゴザイマス。

皆様是非ご覧ください。(坂)

(10/5)751空横浜大会におじゃましました

初日宴会場にて

2日目昼食で訪れた海軍カレーのレストランにて
10/4-5、ホテルモントレ横浜にて751海軍航空隊全国戦友会第21回横浜大会が開催されました。

参加者は南は九州、北は山形まで総勢26名。初日は1800に山下公園を一望するホテル宴会場に集合。全員、酔っぱらってフラフラになる前にと(?)まずは記念撮影。横山会長の挨拶の後乾杯となりました。宴会は歌有り踊り有り大盛り上がりです。

翌日は横須賀と鎌倉方面に観光の予定でしたが生憎の天気、小雨の中 記念館三笠を見学し鎌倉鶴岡八幡宮に付いた所で本降りとなりました。その後、鎌倉大仏を見物し江ノ島へ移動。有料エスカレーターに乗って訪ねた弁天神社の寒い事...しかし皆様しっかり観光してホテルに戻り、宴会第二夜は永田氏の乾杯でスタート。

最後はこの日の為に準備された751空会のテーマソング(!)を大合唱!!!来年の開催地を金沢で..と再会を誓い別れたのでした。

751空会の衰えを知らぬ盛り上がりは田上事務局長をはじめ幹事の皆様のお陰。来年も楽しみにしております。(坂)

(9/19)「海軍爆撃隊」上映
10/24から開催される京都映画祭にて今まで幻のフィルムと言われていた「海軍爆撃機隊」が上映されます。
このフィルムは「特撮の神様」と呼ばれた故・円谷英二監督の初特撮監督作品としても有名です。

映画上映は10/25(水)京都ドイツ文化センターにて、16:20,19:00の2回です。

本情報は「中攻とは」の鬼頭氏より頂きました。(坂)

当時のチラシ(筆者の中攻「変」コレクションから...)

(8/14)「スタンレーの魔女」公演
9/22〜10/1の間、池袋シアターグリーンにて松本零士氏の人気作品「スタンレーの魔女」が上演されます。

「スタンレーの魔女」はポートモレスビー爆撃の帰途、深手を負った一式陸攻がスタンレー山脈を越すまでの物語で松本零士氏の傑作の1つです。

舞台化は今回が初めて。舞台で描かれる中攻隊の戦いとはいかなるものなのか?。興味津々です。

公演スケジュールは下記の通り、公演時間、チケット取り扱いなど詳細はコチラまで。(坂)

日程:2006/9/22(金)〜10/1(日)
場所:池袋シアターグリーン
チケット:3000円 全席指定

中攻の会からは展示用に一式陸攻の模型と実物外板、写真を提供しました。観劇の際はご覧ください。9/18追記(坂)

(5/5)情報提供のお願い

画像をクリックすると拡大されます
情報提供のお願いです。左の日章旗を保存されている元米国軍人の方から、持ち主もしくは縁の方に返還したい旨連絡を受けました。

海軍技術大尉、技手の階級職名から海軍工廠等に勤務されておられた方と推察されますが部隊や組織名を特定する記述が無く手がかりがありません。

もしお気づきの事がありましたら御連絡下さい。(坂)

>「持ち主が見つかりました!」
本日5/10、依頼主のW氏より持ち主の親戚の方が見つかったとの連絡がありました。ご協力ありがとうございました。(坂)

(5/3)塗装済み完成品 1/144一式陸攻24型
(株)カフェレオより1/144スケール塗装済み完成品「一式陸攻24型」が発売となりました。
今回Vol.1のラインナップは一式陸攻24型とB-24リベレーターで一式陸攻は721空、761空、763空の3種類です。
サイズは翼長で17cmと手頃。組み立ても簡単ですのでお勧めです。(坂)

価格630円(税込)
但しどの機体が出てくるか分かりません...
(4/9)偵察員を主人公にしたプラネタリウム番組「戦場に輝くベガ」

4/8〜9/3の間、甲府市の山梨県立科学館でプラネタリウム番組「戦場に輝くベガ」が上映されています。物語は「銀河」の偵察員を主人公に航空天測表を計算する学徒動員の女学生の心の交流を「天文航法」を主軸に描かれます。

映像作品で偵察員や天文航法が取り上げられるのは大変珍しい(世界初?)のではないでしょうか?。

番組はプラネタリウムの全天スクリーンに上映され、偵察席から眺める満天の星も見所です。上映の後、構成・脚本を担当された跡部さん、高橋さんにお話を伺ったところ実際に天文航法の経験をされたベテランの皆さんや航空天測表を作っていた方々に取材を行い制作されたとの事でした。こうしたプラネタリウム番組を科学館が独自で企画制作しているとは初めて知ったのですが「銀河」や「天文航法」などプラネタリウムならではの着眼点や構成におどろかされます。

番組は通常のプラネタリウムの解説の後上映されます。ひさしぶりに星空を眺めに行くと言うのはいかがでしょうか?。

科学館入り口では航法や天測表の計算に使われた気泡六分儀や手回し式計算機が展示されています。

(坂)

追記>7月4日(火)NHKおはよう日本 首都圏リポートにて紹介されるそうです。是非ご覧ください。(坂)6/27

(3/11)Warbirdsオフ会におじゃましました

一式陸攻との日々を語る高橋氏
プロジェクターにより当時の貴重なフィルムなども上映された。

写真提供:アナーキャさま

本日はインターネットで有名なWarbirds主催の「Warbirds春の模型オフ+スペシャル」におじゃましました。
ご存じの方も多いと思いますがWarbirdsのウェブサイトでは出版物ではお目にかかれないようなディープ且つ詳細な研究成果の発表や情報交換がされております。
そのオフ会ですから私ごときがおじゃまして良いのだろうか...???と不安半分だったのですが、気さくな方ばかりで2次回まで楽しく過ごさせて頂きました。
今回のイベントでは「必ず模型を持参すること!」..が条件で、私は1/48一式陸攻(カットモデル)を持参いたしました...出来としてはお恥ずかしい限りでしたが...。

メインイベントは元中攻操縦員にして現役パイロット高橋氏の講演でした。一式陸攻と共に戦った日々が紹介された後、質問コーナーとなり、これまた活発に質疑応答が行われました。ベテランの方から直接お話を聞ける機会というのは我々にとって貴重な経験です。

高橋様、Warbirdsの皆様ありがとうございました。(坂)

(1/20)「マレー沖海戦を聞く」を追加
本日更新しました「中攻と共に」は壹岐さんが参加されたマレー沖海戦です。

壹岐さんと言えば96陸攻での「振り返り」写真が海外の航空誌にも掲載されるなどあまりにも有名ですが今回のインタビューでは初公開となるツドウムでの写真など掲載しています。

それにつけても驚かされるのが、記憶力の良さ....私など昨日何を食べたかも思い出せないくらいです...。

(坂)

(1/4)第三十八回豫科練戦没者慰霊祭に参加して
第三十八回豫科練戦没者慰霊祭に参加された佐藤様よりメールを頂きましたのでご紹介します。(坂)

既に旧聞に属する話となってしまいましたが、昨年10月30
日、茨城県の陸上自衛隊土浦武器学校で毎年恒例となっている海原会主催の豫科練戦没者慰霊祭が開催されました。
 ご存知の方も多いと思いますが、予科練は旧海軍で兵・下士官の航空機搭乗員を養成するために採用された教育制
度で、甲種、乙種、丙種などの種類がありました。支那事変から太平洋戦争にかけての海軍航空隊の中核となった搭
乗員の多くは、土浦にあった予科練の隊門を出て巣立って行ったのです。
 当日はあいにくの曇り空でしたが、昨夜来の雨も止み、武器学校敷地内にある会場の「雄翔園」には会員、遺族、
来賓を含めおよそ700人近くが集まりました。式典では例年通り、慰霊飛行に続いて会長からの式辞、また関係各位
からの追悼の言葉、お祝の言葉などが述べられ、厳かな雰囲気で執り行われました。
 直会は武器学校の体育館で行われ、さまざまなアトラクションが催されました。アルコールも入った会場は終始和
やかな雰囲気で、笑い声が絶えませんでした。
 今回の慰霊祭には中攻関係の方たちのお顔も見え、旧交を暖めました。現在雄飛会相談役をされている松田雅雄さ
ん(705空・丙飛12期)や同じく伊藤徳三さん(701空・丙飛11期)、江口繁徳さん(751
空・甲飛6期)、結城重邦さん(751空・丙飛12期)、長沼武治さん(721空・丙飛14
期)といった方々とは親しく言葉を交わす機会を得ました。
 ただ戦後六十年ということもあり、会員の高齢化は避けられない事実で、昨年にはお元気でも、今回お顔の見えな
かった方もいらっしゃり、寂しい限りです。この慰霊祭がこれからも永く続くことを祈るばかりです。

(佐藤)

(1/1)あけましておめでとうございます
皆様、あけましてめでとうございます。本年も中攻の会ホームページを宜しくお願いします。

制作スタッフ一同

2005年
(12/10)第一回「中攻の日」慰霊祭開催
本日、東郷神社海の宮にて第31会中攻会慰霊祭と総会が行われました。

中攻会は昨年会報等活動を停止したわけですが、参加者は遠くは九州、福島から40名を越え、予想外(?)に盛大な会となりました。

当日は六曜で言う先勝にあたるせいか午前中式を挙げた新郎新婦が東郷神社本殿前で数組記念撮影・・・赤い絨毯も敷かれ華やかな境内でした。そんな中、12:30の受付開始1時間も前からちらほら参加者が集まり、受付開始時にはほぼ全員が集合・・・13:00より予定通り慰霊祭が行われました。

慰霊祭の後は水交会に移動し記念撮影と懇親会です。懇親会では、南極観測船「ふじ」に乗船されていた塚崎氏の戦中から南極のお話の後、1937年8月15日、渡洋爆撃に参加した土屋氏が乾杯の音頭をとり会食開始。そして中攻会恒例!壹岐会長による点呼が行われました・・・まさに「元気ハツラツ!」各人ガッツポーズとともに元気なパフォーマンス(!)が披露されました。

会食の後、ビデオプロジェクターにて「中攻の会」ホームページの説明を行うと共に、協力をお願いしました。

また来年も12/10海の宮で慰霊祭が行われる予定です。また元気な皆さんとお会い出来るのを楽しみにしております。(坂)


「ハイ!はぁ〜い!

「恒例の点呼」:中攻は大型機だけに搭乗員も多く、部隊の移動は整備員も一緒であることもあり家族的な雰囲気がありました。中攻会も発足当初より搭乗員、整備員、開発者が共に参加し、毎年 慰霊祭とともに行われる総会では壹岐会長(当時世話人代表)から参加者全員の名前が名前が呼ばれるイベントがあり、呼ばれた参加者は大きな声で答えました。今年も会場が震える程(?!)元気な返事が飛び交いました。
(12/10)「中攻の会」ホームページオープン
みなさんはじめまして、「中攻の会」ホームページ担当のさかいだです。「中攻会」でホームページ制作の話が持ち上がってから1年、当初入念な(?)スケジュールを立てたにもかかわらず担当の非力さゆえ結局ギリギリになってしまいました。関係者の皆さんに大変ご迷惑をおかけしました事をこの場を借りてお詫び申し上げます。

 今後の更新ですが毎月更新を目標に記事を追加して行きたいと思います。
このサイトは中攻を中心に激動の時代を生き抜いた人々の「体験」を伝える目的で作りました。
断片的なエピソードでもかまいませんので投稿頂ければ幸甚です。

投稿はEメール又は、坂井田までご郵送ください(住所は中攻会名簿をご覧ください)宜しくお願いします。

募集要項はコチラです

<制作担当者プロフィール>
坂井田洋治:中攻を支えた人々のドラマに興味を持ち、人、場所、機材を映像として記録しています。
本職は遊園地の現場監督(?)

2005年
メールはこちら